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| よい姿勢・わるい姿勢とは? |
人は4足歩行から2足歩行に進化した結果、4足動物よりも重力の影響を大きく受けるようになりました。この重力などの外力を最小限に抑え、なおかつ重たい頭を支えるためにも、「姿勢」というのはとても大切な概念となります。
良い姿勢とは、つまり「筋肉や骨の働きが最小ですむ、最も効率の良い姿勢」ということになります。
では、姿勢が崩れるとどのようなことが起こるのでしょうか?具体的な例として、パソコンに向かっている時の姿勢を思い浮かべてみましょう。
イラストの様に、作業中の姿勢は両手を前に出し、ウインドウを覗き込むように顎を突き出した姿勢になっていることが多いと思いませんか?
このように前方に傾いた姿勢で数時間作業を続けると、首の後ろの筋肉は大きな負担を強いられます。
通常、人間の頭の大きさは4〜5s程度ありますが、これを首の前後の筋肉で支えています(重心がしっかりと中心にある状態です)。
しかし、頭を前に突き出し重心が前に移動すると、首の後ろの筋肉に大きく負担がかかることになります。
重心が約5p前にずれれば頭の重さの2倍!
約8pずれれば頭の重さの3倍!
こんなに大きな負担が、首の後ろの筋肉にかかることになってしまうのです。
これじゃぁ、肩こりになるのもうなずける???
頭部が前方にあり、背中が丸まった姿勢では、首から肩にかけての筋肉は少し伸びた状態で力を使うことになります。この状態を『遠心性収縮』と言います。
まさにコレが、筋肉にとって負担が一番大きい過酷な労働条件なのです。
この状態で、通常の2〜3倍の頭の重さを支えなければなりません。また、胸の筋肉は少し縮んだ状態で力を使うことになります。
筋肉の伸張性は日常の環境によって大きく変化します。いつも同じ姿勢をしていると、その姿勢にあった筋肉の長さに変化してしまいます。
さあ、こうなると大変です!
立った状態でもパソコンをしている時と同じ様な姿勢になってしまいます。
つまり、立っていても座っていても、常に首〜肩に大きな負担がかかっていることになるのです。
この状態が長く続くことで、慢性的な肩こりになってしまうのです。
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